2014年11月1日土曜日

今さらだけど……とらドラ! Blu-ray DVD画質比較

自分には珍しく原作全巻とアニメ全巻をそろえている、とらドラ!。
しかし、あとでBD-BOXが出て買うかどうか悩んむこと約3年。

やっと購入。
特典のブックレットは2冊もあってなかなかのボリューム。
パッと見ぃ分からなかったんですが……
ちゃんとキャラが描かれてます。
DVDにも薄いブックレットは付いてますが、情報量はBDの方が上。
もちろん、重複している部分もあります。
なぜか、インクの色合いが違ってますが……。
各話の解説も同じですね。
新聞も見覚えがあると思ったら、DVDのブックレットの最後の部分でした。
BDで新聞っぽさが増してます。
レーベル面のデザインは変わってますね。
DVDは全8巻で8枚、各3~4話収録でしたけど、BDは本編5枚の各4~5話収録+特典用の1枚、計6枚です。通しで観る場合はディスク交換回数が減るので助かりますね。
まあ、2クール分を一気観する機会はあまりないんですが。
さて、一番気になっていたのは画質です。
まあ、正直テレビ放送での画質も褒められたものではなかったですが、そんな時代だったんで仕方ないですね。
当時はアニメのBlu-rayは滅多に出なかったですからね。
まずはDVD。 1話の冒頭。
(テレビ画面のカメラ撮影なんで、色むら、モアレは考慮しないでください)
こっちはBD。
文字を見てもらうと、Photoshopでシャープにしたようなすっきり感が出てますね。
単純に解像感が増して確実に観やすくなってます。

DVD。
キャラを比較。
BD。
キャラも同様、シャープさが増してます。
ただ、最近のアニメのBDほどではなく、DVDにあったラインのムラがチラチラ覗き、そこはアップコンバートした感じが残ってます。
ただ、それはドアップにして比較してみた場合で、普通に観てる分には最近のアニメの画質に近く、違和感はないかと。
DVD。
BDが明らかによくなってる部分ですが、このシーンは大河がブルブル震えているところで、インターレースくさいノイズがビリビリ出てます。線もダブって見えますし、モスキートもひどいです。
BD。
上記の不満が一気になくなってます。
あと、後ろのドアのノブがBDでは見えなくなってますよね。なんでしょう、ノイズ除去の副作用かもしれませんが、腑に落ちないのは大河の頬の赤いラインがにじんでしまっているところです。
でも手首の陰はシャープに浮き上がっているんで、単純なノイズ除去処理の影響ではない気がしますが……
もう一点気になるのは、例えば格子状になった背景の前を物が動くときに出るブロックノイズが気になります。
自分で撮影した動画をエンコードするときに、2パスでなく1パスで出したような、ビットレート不足な感じです。Huluの動画によく見られる現象でデータ量をケチっているのか、それ以上入れても無意味なのか、いずれにせよ残念です。

音質に関してはうちでは比較できないので、視聴ルームを借りられそうなときに比べてみます。同時に4Kプロジェクターでの比較もやって気がついたことがあれば追記したいです。