2012年6月30日土曜日

コクリコ坂から 観た

やっと観た。面白かった。
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カルチェラタンの屋内がいい雰囲気だった。この辺はジブリの素晴らしさ。
この時代の学生の勢いってのが上手く出てたなぁ。

観てて随所に『耳をすませば』のシーンを思い起こさせるカットがあった。教室での生徒たちが同じ演出だなぁと思った。
自転車で坂を下る部分も耳すまと似たような演出。


これは、なんと言えばいいか……尺が短いんじゃないだろうか。90分程度だけど、もっとストーリーを濃くして欲しい。告ったシーンがあったけど、観てるとそんな想いが深まった感じはしなかったもんで、サラッと過ぎてしまった気分。
そんなこんなで全体的に淡白な印象。
エンドロールは、背景の色と相俟って、文字が読みにくい。あと、ポニョからの流れなのか、役割の表示なく、みんな五十音順で一挙に並べているのはイマイチだった。誰が何をしたって明示することは意味があると思うだけに、軽視しているようで、エンドロールの必要性を薄くしている。
顔の表情なんかも、従来のジブリアニメにしては、乏しいというか動きが小さいのかなぁ。けど、モブの妥協のなさとか、生活動作の描写とか、ジブリらしくてよかった。